今夜もLab.に独り

蛙飛び込むVimの音

VirtualBoxがCOMオブジェクトを作成できなくて死ぬ

後輩のマシンのトラブルシューティング記録。

症状

VirtualBoxを起動すると,

VirtualBox COMオブジェクトの作成に失敗しました。
アプリケーションを終了します。

という風に重大なエラーとやらを吐いて事切れる。

検分

以前にホスト側の起動ボリューム(つまりはCドライブ)が容量超過で書き込めなくなり, その後に発症した模様。

以下の全て(組み合わせ含む)を試したが,状況は変らず。

  • OSの再起動
  • コントロールパネル->プログラムと機能からVirtualBoxのアンインストール
  • Webから調達した産地直送採れたてのインストーラによるVirtualBoxインストール

決定打

メモいろいろ: VirtualBoxで重大なエラー

上のサイトに同様の症状について記載があったため,適宜レファレンスしつつホスト側OSで以下を実行。

  1. ホームディレクトリ下の.VirtualBoxへ移動
  2. VirtualBox.xmlを削除
  3. VirtualBox.xml-prevVirtualBox.xmlにリネーム

贅沢な名だねぇ,今日からお前の名前は(ry

その後VirtualBoxを起動してみると,すんなりマネージャ画面が表示されたので問題解決。

VirtualBoxをアンインストールした後でも,.VirtualBoxはしっかり残っていたので上記操作は可能。というか残ってたからこんな症状が出るのでは?

まとめ

要するに,仮想マシンの構成情報が書かれたxmlファイルが何故か空になってしまったので,自動生成されている(っぽい)バックアップを使ったというお話。

理屈はともかく,容量超過で書き込みに失敗するとこのような症状が出るらしい。

起動ボリュームの容量には気を付けましょう。