VirtualBoxがCOMオブジェクトを作成できなくて死ぬ
後輩のマシンのトラブルシューティング記録。
症状
VirtualBoxを起動すると,
VirtualBox COMオブジェクトの作成に失敗しました。
アプリケーションを終了します。
という風に重大なエラーとやらを吐いて事切れる。
検分
以前にホスト側の起動ボリューム(つまりはCドライブ)が容量超過で書き込めなくなり, その後に発症した模様。
以下の全て(組み合わせ含む)を試したが,状況は変らず。
- OSの再起動
コントロールパネル->プログラムと機能
からVirtualBoxのアンインストール- Webから調達した産地直送採れたてのインストーラによるVirtualBoxインストール
決定打
上のサイトに同様の症状について記載があったため,適宜レファレンスしつつホスト側OSで以下を実行。
- ホームディレクトリ下の
.VirtualBox
へ移動 VirtualBox.xml
を削除VirtualBox.xml-prev
をVirtualBox.xml
にリネーム
贅沢な名だねぇ,今日からお前の名前は(ry
その後VirtualBoxを起動してみると,すんなりマネージャ画面が表示されたので問題解決。
VirtualBoxをアンインストールした後でも,
.VirtualBox
はしっかり残っていたので上記操作は可能。というか残ってたからこんな症状が出るのでは?
まとめ
要するに,仮想マシンの構成情報が書かれたxmlファイルが何故か空になってしまったので,自動生成されている(っぽい)バックアップを使ったというお話。
理屈はともかく,容量超過で書き込みに失敗するとこのような症状が出るらしい。
起動ボリュームの容量には気を付けましょう。